寝ても疲れが取れない理由

ひら屋トレーナーの丹生谷です!

「いくら寝ても疲れが取れない。」
皆さんはそんな風に感じた経験はありますか?

長時間活動したり、運動をしたりした際の肉体的な疲労は実感しやすく、すぐに対処をする方が多いと思います。
しかし疲労は、肉体的なものだけでなく精神的なものも存在します。

精神的な疲労の蓄積に気づかない人は多く、これが寝ても疲れが取れない原因になっている可能性があります。

疲れは誰しも感じるもので、休養や栄養を摂とることで回復すれば何の問題もありません。
しかし、精神的な疲れに気づかず放置していると、老化や体重増加の原因になることも…。

今回は、寝ても疲れが取れない方の特徴や対処法を紹介しますので、生活の質アップに役立ててみて下さい!

目次

情報過多、気疲れ…疲れが取れない人の特徴は?
精神的な疲れを取るための最善策は?
睡眠の質を向上させる方法3選!
最後に

①情報過多、気疲れ…疲れが取れない人の特徴は?

現代ではスマートフォンやSNSによって、いつでも人や情報に繋がることができ、肉体的な疲れよりも精神的な疲れを溜める人が増えています。
今回は精神的な疲れを溜めやすい特徴を2つご紹介します!

①脳の休養不足

 ・常にメールやLINEをチェックしないと気が済まない
 ・四六時中スマートフォンが手放せない

働きすぎで十分な休養がとれていない、または情報過多で脳が疲れていることで脳の休養不足が起こります。
インプットが過剰になり疲れに気づかないこともあるので、体は疲れてないのに…と思っている方は要注意!

②気疲れ・効率主義

 ・仕事や家事の段取りが常に気になる
 ・他人に気をつかい過ぎる人

何かをする時に常に「~しなければならない」と自分を追い込んだり、人付き合い、仕事や家事の段取りなどに終始頭を使ったりすることで精神疲労が溜まります。
いつも時計を気にする人や、少し待たされただけでイライラする人は要注意!

上記の脳の休養不足気疲れ・効率主義共に現代的な疲れの特徴といえます!

精神的な疲れを取るための最善策は?

精神的な疲れを取るための最善策は、睡眠の質の向上です!

成人の推奨されている睡眠時間は7~9時間と考えられています。

しかし、夜間に実際に眠ることができる日本の成人の睡眠時間(一晩の睡眠の量)は、25歳で約7時間、45歳で約6.5時間、65歳で約6時間と、加齢に伴い約30分の割合で減少するとされています。

また、日の長い季節では睡眠時間は短くなり、日の短い季節では長くなる傾向にあります。

このように、睡眠時間は年齢、季節、個人差などでまちまちで、しかも思うように時間を確保できない可能性がある現代社会においては「睡眠の質」が重要になってきます。

時間的には寝たにもかかわらず、「体がだるい」「疲れがとれない」「眠くて仕方がない」といった状況は、睡眠の質が低下し、ただ眠るだけでは疲労回復が追いついていないサインといえます。

もう少し詳しくご紹介します!

ノンレム睡眠レム睡眠
眠り深い浅い
休息している活動している
筋肉軽い緊張状態弛緩状態
自律神経副交感神経優位
(リラックス状態)
不安定
交感神経活動もみられる

私たちは起きている間、さまざまな肉体的、精神的活動を行っており、それに伴い「疲れ」が溜まっていきます。
疲れが蓄積されると脳から出される「眠りたい」という欲求(睡眠欲求)が強くなり、睡眠へと導きます。

睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という質の異なる2つの眠りで構成されています。

【レム睡眠
体は休息していますが、夢を見たり、血圧や脈拍が変動することから覚醒への準備状態にある浅い眠りです。

【ノンレム睡眠】
深い眠りで脳波活動が低下し、脳(心)が休息している状態です。

一般に、脳(心)の疲労は主にノンレム睡眠のときに、体の疲労は双方の睡眠で、とくにはレム睡眠のときに回復するといわれています。

つまり、寝ても疲れが取れにくい方は脳(心)の疲労を回復できていない可能性が高いため、質の高い睡眠を取ることが症状改善に向けた大事なポイントです!

睡眠の質を向上させる方法3選!

・ノンカフェインで疲れをリフレッシュ

「疲れたけど、もうひと頑張り」という時にコーヒーや栄養ドリンクばかりに手がのびていませんか?
カフェインの効果は5~6時間続くので、睡眠に影響を与えないよう夕方以降のリフレッシュには、ノンカフェインのペパーミントやレモングラスのハーブティーがおすすめです。

・小さな気分転換を習慣に

音楽や映画、カラオケ、仕事以外の友人や家族との食事、散歩など、自分の好きなことや、リラックスできる時間を設けましょう。
香りを使った気分転換もおすすめです!
日々のストレスをた溜め込まないよう、その日のストレスはその日の内に解消しましょう!

・リカバリートレーニング

リカバリートレーニングでは呼吸ストレッチで身体の緊張を抑制し、心拍数をコントロールしたトレーニングで代謝を向上させ、回復しやすい身体の状態へいざないます!

適切な呼吸を行うことで自律神経のバランスも整い、質の高い睡眠を取ることにも繋がります。

呼吸は唯一、自分の意志で自律神経に介入することができる手法と言われているので、適切に呼吸を評価できるトレーナーに指導してもらうことが寝ても疲れが取れない理由とおさらばするきっかけになることも!

最後に

現在の生活を劇的に変えることは難しいと思いますが、上記の中で少しでも生活に取り入れられそうな方法があれば取り入れてみて下さい!

今後も皆様の生活をよりアクティブにできるような情報を発信していきますので、少しでも参考にしていただけると幸いです。

リカバリートレーニングがどういったものなのか気になる方は、是非ひら屋のパーソナルトレーニング体験にお越し下さい(^^)


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