運動習慣は喜びセンサーを活性化させる

こんにちは!
先日、夜中の2時にカップ焼きそば(マヨネーズかけまくり)をかきこみ、脳と胃袋が大喜びしていた岡田です\(^o^)/
※良い子はマネしないでね(笑)

さて、今回もメンタルヘルスについてお話をしていきます!
人間の感情には大きく分けて快と不快の2種類があり、脳に刺激が入ることで私たちには感情が生まれます。
この感情ですが、できれば “不快より快” を優位にしたいと思いませんか?
今回の私のように暴飲暴食で快を感じる方法もありますが、これを続けるにはリスクが多すぎますよね(笑)
そこで、健康的に快を優位にする方法として運動の有効性をお伝えしていきます!

喜びのセンサー「内因性カンナビノイド」

運動をすると様々な脳内物質が活性化する、というお話は前回の記事でもお話をしましたが、その一つに内因性カンナビノイドという物質があります。
内因性カンナビノイドには気分を高揚させる作用があり、この物質の血中濃度が低くなると不安や孤独を感じやすくなります。

定期的な運動により脳の構造は変化することが分かっており、内因性カンナビノイドを活性化させると神経伝達の結合部が増大し、快感や喜びを感じやすくなります。
この喜びには人との分かち合いや絆の形成など、社会的な喜びも含まれています。
定期的な運動には人との繋がりを感じやすくする効果があり、うつ病や不安障害の治療としても有効であると研究で明らかにされています。

運動を1回しただけでも不安や抑うつの緩和は見られますが、定期的な運動により更なる効果が期待できます。
また、運動を習慣化し脳神経を活性化させることで、闘争・逃走反応や恐怖反応も起こりにくくなります。
(闘争・逃走反応に関する記事はこちらからどうぞ!)

運動による脳と心への影響

運動による脳の活性や心理的な効果はたくさんありますが、ここでは3つの例をご紹介します。

1.感情の鈍麻を防ぐ
脳の構造は加齢によって変化し、成人の場合は10年ごとに快楽刺激をもたらすドーパミンの受容体が13%も減少します。
その結果、歳を重ねるごとに日常の喜びを感じにくくなるのですが、運動にはこの現象を防ぐ効果があります。

2.睡眠と気分の安定
運動に関する論文によると、定期的に運動をしている人が運動をしなくなった場合、睡眠障害や精神的苦痛を感じやすくなることが分かっています。
運動する頻度にもよりますが、例えば毎日運動している人の場合だと1日休んだだけで不安や苛立ちやすさを感じ、休む期間が長くなると更に気分障害や不眠などの症状が表れています。
この結果から、運動が睡眠や気分に大きく影響を与えていることが分かります。

3.代謝物質による脳機能の向上
運動をすると乳酸という物質が分泌されることはご存知の方も多いと思います。
以前は疲労物質と誤解され悪者扱いをされていましたが、現在では分泌された乳酸はリサイクルされエネルギー源になることが分かっています。
運動強度が上がる程、脳は乳酸をエネルギーとして取り込み、脳神経に作用します。
これにより認知機能が向上し、さらに不安の緩和やうつ病予防などメンタルヘルスにも効果があるとされています。

運動をする目的として、痩せたい、体力を付けたい、など理由は様々だと思いますが、このように気分の落ち込みを解消する手段としても運動は効果的です。
日常に運動を取り入れることで日々の活力が湧き、よりアクティブに毎日を送ることができるのです。

運動を習慣化するために

今回のお話で、脳と心の健康には運動が重要であるとお分かり頂けたと思います。
すでに運動を習慣化できている方は、そのまま継続することをお勧めします!

まだ習慣化できていないけど、運動を始めたい!という方は自分に合った運動の方法を選びましょう。
何をしたら良いか分からない、専門のトレーナーと相談して決めたい、という方はぜひ体験にお越しください(^^)
皆さんのライフスタイルに合わせた運動プログラムをご提案します。

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今回も最後までお読み頂きありがとうございました☆

《参考文献》
Kelly McGonigal, 『The Joy Of Movement』神崎 朗子訳, 大和書房, 2020.

担当:岡田

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